

昨晩、ニュースを駆け巡った Coincheck社からのXEM流出。
以前、書いたブログの最後に紹介していた"手軽な取引所"として紹介していた同社で巻き起こった史上最高額の盗難事件。
ビビりましたね。
脇が甘かったとしか言いようがないですが、マスコミ報道の中にはかなり間違った解釈がw名前すら違うものや、なぜか中国製だと言っているものもww
最大にして最悪の諸悪の根源は、人の理解不足です。
もちろん盗みを働く輩が最も悪いのはいうまでもありませんが、それらを許すのは人の欲と無知だと改めて思い知らされました。
今後の予防策を含めて、ウォレットについて忘備録を以下に。
仮想通貨のウォレット
そもそもウォレットって何だと思いますか?
簡単に言えば、「仮想通貨を保管する場所」
大まかに分けると以下の3分類です。
ウェブウォレット
ソフトウェアウォレット
ハードウェアウォレット
取引所ウォレット
僕は、昨晩まで結局なんの対策もなくコインチェックの取引所に全額入れていました。
しかし、これが最もリスキー。
なぜならば、取引所にはハッキングリスクや倒産リスクがあるからです。
そして取引所は、入出金の手数料が高い(出したことがないので実感がないですがw)
「取引所には売買する予定のないお金は置かない」が大原則のようです。
ウェブ(オンライン)ウォレット
ウェブウォレットは、ID/PASSを入力して利用するサーヴィスです。
「Blockchain.info(ビットコイン)」「MyEtherWallet.com(ETH&ERC20トークン)」がそれに当たります。
ウェブウォレットにかぎりませんが、ウォレットは無料ですぐに作成できます。
注意点は、仮想通貨のウォレットは一種類のコインしかいれることができない!
間違えた通貨を入れると消えてしまうそうですw(もちろん試したことはありません!w)
アドレス間違えはやってしまいそうなので、気をつけなければ(・Θ・;)
ウェブウォレットもハッキングやセキュリティ上のリスクがあり万全とは言いがたく、悪質なウォレットだと預けた通過をパクられる可能性も。。。
「フィッシング詐欺」多く、ウェブウォレットはよくURLをチェックしましょう。
ソフトウェアウォレット
手持ちのPCやスマホに、ソフトウェアをダウンロードして使うウォレットは、パソコン自体をハッキングされたり、ウイルスを仕込まれたりしないかぎり、盗難にあう可能性は低いと言えそうです。
ソフトウェアウォレットは、各通貨の公式サイトからダウンロードできる
通貨によっては、ソフトウェアウォレットに入れ条件を満たすと、マイニング報酬(PoS/PoI)が得られるものもあります。
ハードウェアウォレット
昨晩ネットなんかを見ていたら、「Trezor」がよく見受けられました。
ハードウォレットは、端末に電子的に秘密鍵を保存するタイプで最も堅牢です。
価格が高く、通貨によっては対応していないものが多い印象です。
そして、デジタルカレンシーを物理的に保全。。。
と、いうなんとも言い難い矛盾を感じますw
と、いうわけで最も安全ですが、僕は所有すらしていません。
過渡期ではこんなもんでしょうかね😅
最後にまとめますと、
取引所ウォレットに必要以上の多額コイン(JPY含む)を置いておくのは危険
ウェブウォレットもハッキングリスクはある
ソフトウェアウォレットが現状最も堅実な選択肢!?
ハードウェアウォレットは。。。とにかく堅牢
今後は、ウォレット間で直接流通ができるDEXなんてのも注目されていくようです(僕、あまり理解してません)
仮想通貨は中央集権していない分、流動性が高くセキュアだった反面、個人の取り扱いでは自己責任の要素が非常に高い。
僕は後者である意味がとっても大きいと思いつつ、それらを世間が許容し使いこなせるようになるには、もっともっと多くの犠牲と問題を乗り越えていかなければならないんだと思い知りました。
理美容業界にも必ずこのブロックチェーンは使われていきます。
その過程を暖かく見守り、以後は自分の資産をきちんと保全することを怠らないようにしないといけないと思いました。
最後に僕が今回失ったであろう額面を。。。
ここで発表しませんが、店で聞いていただければお答えしますw
決して安くない勉強代でしたが、今後もアップデートして行きますね。
そして、僕が失ったのはお客様から散髪代金としてお預かりしている投資の一部だということを肝に命じています。
店の運営費、我が家の生活費を除いたお金に関しては、お客様からの期待と投資です。
正しく運用し、お客様に素晴らしい体験をしていただけるようにしなければいけないものです。
それをいい形でお返しできず失ったことを恥じています。
また、今日から少しずつ成長につなげていきます。
引き続きお付き合いいただけれ幸いです。
代表 中村浩茂